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頭痛が治らないのは何の病気?

頭痛と言っても、薬を飲んですぐに治ってしまうこともありますが、そうではないこともあります。薬を飲んだのに、治らなくて心配していませんか。また、いつもとは違った痛みを感じているというときも何らかの病気を疑ったほうが良いでしょう。

 

有名な病気では、くも膜下出血があります。ものすごく強烈な痛みに襲われるので、明らかに何らかの病気であると自分でもわかるでしょう。くも膜という場所から出血することで起こり、命にかかわる病気です。前兆がある人もいますが、まったく何も前兆がない状態で急に頭に激痛が走ることもあります。もちろん、出血の仕方によっても痛み方は変わりますが、一刻も早く治療を受ける必要があります。

 

また、脳出血を起こしている場合もやはり痛みを感じます。脳出血も脳の動脈が破裂して出血します。こちらは、徐々に痛みが強くなっていきます。頭痛だけではなく、吐き気や手足のしびれ、ろれつが回らなくなるなどの症状が出てくることもあります。やはり、脳出血の場合も一刻も早く治療することが重要です。薬を飲んでも治らず、徐々にこのような症状が出てきたら、脳出血を疑う必要があるかもしれません。

 

感染症にかかっている可能性もあります。髄膜炎にかかると後頭部のあたりが痛くなり、熱が出ます。体を動かしたり、頭を振ったときに痛みがあるのならば、髄膜炎を疑ったほうが良いかもしれません。ウイルス性であれば自然治癒することもありますが、細菌性髄膜炎の場合は命にかかわることもありますので、医療機関で早めに治療を開始したほうが良いです。

 

頭全体は一部分が重たい感じがしたり、圧迫されているような感じがしませんか。このような状態がしばらく続き、吐き気やけいれん発作が起こった場合は、脳しゅようを疑いましょう。脳内に腫瘍ができることで、頭が圧迫されるような感じがします。特に、朝起きたときに強い頭痛を感じることが多いので、起床時がつらいと感じるのならば、脳しゅようの可能性があります。ただし、起床後からは徐々に痛みが引いてしまうので、放置してしまうこともあるかもしれません。しかし、腫瘍が大きくなればなるほど痛みが増していきます。また、そのまま放置しておいてもものが二重に見えるようになったり、視野が狭くなるなどの症状が出ることもあります。我慢するのではなく、早めに医療機関を受診して治療しましょう。

 

これら以外にも脳動脈かい離なども考えられます。いろいろな病気が潜んでいる可能性がありますので、薬を飲んでも良くならない、日にちが経っているのにあまり改善しないどころか、悪化していると感じたら、なるべく早く医療機関を受診してください。我慢して良くなるということはあまり考えられないからです。以上の病気もほとんど自然治癒することはありません。たかが頭痛だと思わないで、治らないときはおかしいと思ってください。何かの病気かもしれないと思って治療を早く開始しましょう。

 

脳卒中とは

頭痛が関係している病気として日本人の4大死因の一つである脳卒中がありますが、実は一口に脳卒中と言ってもいくつかの種類があることをご存知でしょうか。

 

脳卒中とは、脳の血管がトラブルを起こす病気の総称でありいわゆる脳梗塞やくも膜下出血なども脳の血管によるトラブルが原因で起こる病気であるために脳卒中に分類され、これをまた分けると脳出血、脳梗塞、くも膜下出血に分類することができます。

 

では、実際にこれらの病気がどういったものであるのかについて考えてみましょう。

 

まず、脳出血は高血圧が原因で起こる脳のトラブルであり、高血圧などによって脳の動脈が破れ、その出血が脳を圧迫することで頭痛を起こします。

 

徐々に痛みがひどくなったり手足のしびれやろれつが回らなくなったりした場合には脳出血である可能性が高いので早めに医療機関に受診するようにしましょう。
再発させないためには、血圧をコントロールするのが大切ですので、日頃から高血圧にならないように意識して過ごすのが良いと言えるでしょう。

 

脳梗塞は、脳の血管が血栓などによって詰まる脳の病気のことで、実は脳高速の前兆では頭痛は起こらないとされています。
ただ、ある日突然視野が狭くなったり目が見えにくくなると言った症状は脳梗塞を発症する前兆であることが考えられますので、注意が必要と言えるでしょう。

 

一時的に視野が狭くなっても翌日には解消したのでそのままで過ごしていたら脳梗塞で倒れたということもありますので、特に糖尿病、高血圧や動脈硬化、肥満症などの生活習慣病を患っている人は気を付けた方が良いと言えます。

 

くも膜下出血は、今まで経験したことの内容な頭痛の襲われるのが特徴で、脳の大きな欠陥にできたこぶ状の脳動脈瘤が破裂してその出血が脳を覆っているくも膜と軟膜の間に流れ出ている状態の病気です。

 

脳動脈瘤が破裂して出血した場合に、三分の1の人は死亡するとされており万が一助かっても後遺症が残るとされています。

 

出血がひどい場合に激しい頭痛による嘔吐などもあるために尋常ではない頭の痛みを感じたら直ちに医療機関に行かないと手遅れになることもあるとされています。

 

予防法としては、脳動脈瘤があることが分かった場合に早めに処置するなどして破裂しないように防ぐしかないと言えます。

 

破裂してしまったら元の体の状態に戻ることが非常に難しいとされていますので、何か異変を感じた場合には早めに病院に行くのが望ましいでしょう。

 

このように、脳卒中にはいくつかの種類があり脳の中でどんなことが起きるかによっても症状が異なったり頭痛を生じるかどうかは変わってくるとされています。

 

ただ、頭が痛いということは何かしら病気のサインでもある可能性も捨てきれませんので、そのまま放置するのではなくおかしいなと感じたらすぐに医療機関に行けるようなフットワークを持ち合わせているのが脳卒中を発症させない近道と言えるでしょう。

 

 

脳梗塞とは

脳卒中の約6割を占め、毎年約7万人の命を奪う脳梗塞は、頭の血管が詰まる、もしくは切れることによって起きる疾患です。激しい頭痛を伴うことや、最近よく耳にする突然死を引き起こす疾患であり、がん、心疾患、肺炎ととも死因の上位を占めます。
 そして一命をとりとめたとしても後遺症や障害が残ってしまうのも特徴で、手足の痺れ、運動障害、言語障害、視覚障害、感覚障害など様々です。これは脳の損傷の場所や程度によって違いが出てしまうからで、重い後遺症になるほど寝たきりなど介護を必要とするケースになります。
症状で典型的なのは右側、左側どちらかの手足に麻痺や痺れが起こる感覚障害です。この感覚障害には、直接手足に触れているのに服の上から触っている感覚に陥る患者も多いです。また、手足以外にも顔面の筋肉が麻痺することで、顔が歪んだり、うまく飲料を飲めず口角からこぼすなどの例も多く見られます。
ろれつが回らなくなったり、言葉が出なかったり、言葉が理解できないなどの言語障害も多く見られます。筋肉麻痺や言語中枢による障害が原因で、本人よりも家族など身近な人たちがその異変に気付くパターンが多いようです。
視野の半分だけが欠けて見えるのが視覚障害で、この症状も本人が自覚しづらいようです。横の壁に気づかずに激突してしまいケガをしたため、来院する患者もいます。
一般的に激しい頭痛を伴うことは少ないとされる脳梗塞ですが、それは発症後、苦しみより先に意識混濁が起きて気を失うからだとされています。そしてそのまま亡くなってしまえば、くも膜下出血ののような激痛は少ないようです。また一般的に脳梗塞の前兆の発作の症状にも頭痛は見られませんが、若年性脳梗塞である場合は前兆症状以外に頭痛を感じることがあるといわれます。公式な年齢基準はありませんが、40〜45歳までに発症するのを若年性脳梗塞と言い、偏頭痛が脳梗塞の原因となることがあり、それが原因で頭に痛みを感じるケースがあるということです。また前兆を伴う偏頭痛の場合には、脳梗塞のリスクが2倍になるという報告があります。これは発作のたびに血管に小さな損傷が生じるので、回数が多いほど脳梗塞になる確率も上がると言われています。
時間との勝負と言われる脳梗塞だけに、その前兆を知っておきたいところです。片側に手足のしびれがある、真っ直ぐ歩けないほどのめまいがする、足がもつれる、強く握っているつもりなのに箸やペンが落ちてしまう、物が二重に見えてしまう、ろれつが回らなくなるなどです。その後の障害に含まれる症状が前兆として出ていることに気づきますが、前兆として20分ほどで症状が終わってしまうのです。そのために前兆として気づかずに、気のせいとなかったことにして見逃してしまうのです。
ただ実態はブレ脳梗塞であり、4分の1程度の人が経験しているだけで、後の4分の3は突然に脳梗塞を発症しています。ただ前触れや前兆をわからなかっただけのケースもあるだけに、これらの前兆は知っていて損はないはずです。

 

くも膜下出血とは

人間の脳は頭蓋骨の方から硬膜、くも膜、軟膜という3つの膜に覆われています。くも膜の下には脳せき髄液という液体があり、この部分に出血するものをくも膜下出血と言います。原因の多くは脳動脈瘤という脳の内部の動脈がこぶのように膨らんで、それが破裂したことで起こります。他にも本来は動脈から流れてきた血液が毛細血管に流れ、そこから静脈へと流れるという形になっているものが、先天性の奇形として動脈と静脈が直接つながってしまった脳動静脈奇形から出血が起こったり、事故や転倒で頭を打った、などの外傷で起こるケースもあります。働き盛りと言われる40〜50代の若い世代に起こりやすいと言われており、年間で10万人以上の死亡者を出している病気の一つです。
くも膜下出血の初期症状はほとんどの場合で出血した瞬間に今まで感じたことがないような激しい頭痛を感じると言われています。まるでバットで殴られたようなと表現されるほどの激痛を感じるのが初期症状であり特徴です。これは脳を保護する膜に痛みを感じる働きがあるので、くも膜の下で出血が広がって行くのを保護膜が感じて激しい頭痛が生じてしまうと言われています。頭痛と同時に起こる症状としては吐き気、嘔吐、首の後ろ側が凝る、といった症状が見られます。この頭痛はある時突然起こるのが特徴ですが、一瞬痛みを感じた後にすぐやみ、また痛みを感じると言った場合には痛みが継続していないのでくも膜下出血ではないと言われています。人によってはまず軽い頭痛が起こった後に激しい痛みが襲ってくるというケースもあります。どちらにせよ「今まで感じたことがないような痛み」が生じます。破裂した場所によっては出血量が多くなりすぎてすぐに意識がなくなり、場合によっては病院にたどり着く前になくなってしまうケースもあります。また、後遺症としては血腫が出来てしまった場所によって片麻痺や言葉が上手く話せない、視野が狭くなる、空間認識が上手くできない、記憶障害や意識障害が残ってしまう可能性もあります。
くも膜下出血はある日突然起こると言われてきましたが、全段階で軽い頭痛が起こるケースもあります。これは脳動脈瘤から少量の出血があったり、脳動脈が神経を圧迫することが原因で起こると言われていますが、その程度には人によって差があります。また、血圧の乱れも前兆として現れることがあります。数日前から血圧が乱高下することが多くくも膜下出血以外の病気になっている可能性もゼロではないため、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。
予防法としてはくも膜下出血を起こすリスクが高い高血圧、高コレステロール、喫煙、肥満などを改善していくことです。これらは糖尿病や動脈硬化などの命の危険がある生活習慣病を引き起こすリスクが高いと言われているもののため、食事内容の改善や適度な運動を行う、ストレスを解消するなどの生活習慣の改善を行うことが最善の予防策となります。

 

 

脳腫瘍とは

脳は脳を守る頭蓋骨に囲まれた状態になっていて、さらに頭蓋骨の内側にある髄膜によって覆われています。脳を大まかに分けると、大脳、小脳、脳幹などの部位に分けることができ、脳腫瘍に関しては、頭蓋骨の中にできる腫瘍のことを指します。さらに、脳腫瘍は脳の組織から発生した脳腫瘍と他の臓器で生じたがんが転移して発症した脳腫瘍に分けることができます。主な脳腫瘍の症状としては、頭蓋内圧亢進症状と局所症状に分けることができます。まず、頭蓋内圧亢進症状に関しては、あらゆる脳腫瘍に見られる症状であり、腫瘍が頭蓋の中の圧力が高くなることによって起こります。具体的な症状としては、頭痛や吐き気、意識障害などの症状が起きることがあります。頭蓋内圧は常に一定ではなく、特に睡眠中に高くなる傾向があるので、朝起きた時に症状が出やすいという特徴があります。次に、局所症状に関しては、腫瘍の場所に対して起きる症状です。脳はあらゆる神経の中枢であり、運動や感覚といったあらゆる機能を司っていますが、例えば、脳の言語を司っている部分に腫瘍ができると、言葉での医師の疎通が困難になるということが起きる可能性が出てきます。初期症状としては、慢性的な頭痛の症状が出現することがあります。通常の頭痛は、稀に起こり、しばらくすると治まりますが、脳腫瘍による頭痛に関しては慢性的なものであり、最も注しなくてはならない自覚症状とされています。特に起床時に強く症状が現れることが多く、しばらくすると徐々に症状が弱くなっていくという特徴があります。初期の脳腫瘍であれば20パーセントの割合で慢性的な頭痛が見られ、進行した脳腫瘍の場合は70パーセントの割合で頭痛の症状がみられるようになります。このような脳腫瘍の治療に関しては、手術、抗がん剤、免疫細胞療法、放射線療法などが一般的な治療法です。まず、手術に関しては、腫瘍部分と他の部位に転移したがんも直接取り除く治療法です。これは、脳腫瘍だけではなく、がんの治療法としては最も基本的な治療法となります。ただし、がんで取り除くことができない場合は手術は行うことができず、他の治療法を考えていくことになります。抗がん剤治療に関しては、化学物質である抗がん剤を利用してがん細胞の増殖を抑えるという治療を行います。抗がん剤治療のメリットとしては、全身のがん細胞を攻撃、破壊することができるので、がん細胞が手術では取り除くことができない部分にあっても治療が可能です。次に、免疫細胞療法に関しては、身体の免疫を担っている細胞を外部で増やし、機能を強くして体に戻して行う治療法です。体内に戻した強力な免疫細胞ががんを攻撃するようになります。特に目に見えないがんや転移防止に有効な治療法であり、最近注目を浴びている治療法の一つです。次に、放射線治療に関しては、腫瘍の成長を遅らせたり、小さくさせるために行います。腫瘍を取り除く手術をする必要がないので、身体を傷つけることなくがん細胞を攻撃することができますから、高齢者であっても適応すすることができる治療法です。