サリドンAの特徴と副作用

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サリドンAの特徴と副作用

サリドンA頭痛薬は第一三共ヘルスケアから販売される指定第二類の医薬品で、主な成分はピリン系のイソプロピルアンチピリンに加え、エテンザミド、カフェイン水和物の3つが含まれます。ピリン系成分はアミノピリンなどが存在していましたが、ピリン疹といった問題やショック等の重篤な副作用が多いことから、あまり利用されず最後に残ったのが極めて副作用の少ないイソプロピルアンチピリンとなります。解熱鎮痛作用は比較的強く、中枢系に効果を発揮しやすいことから頭痛には特に有効な成分ですが、その反面で抗炎症作用は弱いとされます。そこで、抗炎症作用の強いエテンザミドと含めて、2つの成分から頭痛に加えて様々な症状に対応できるようにしています。主な適応症は頭痛を始め歯痛、月経痛、神経痛、関節痛、腰痛、打撲痛などがあり、大抵の炎症を伴う痛みに対して効果を発揮します。即効性はあるものの、基本的に効果は揺るやかで、大抵は15歳以上の年齢に達しないと使用できない頭痛薬が多い中、用法用量さえ守れば8歳からでも使用できるのがサリドンAの特徴です。また、3つ目の成分であるカフェイン水和物は、中枢神経系を興奮させる働きがあり覚醒作用を持つことから、偏頭痛にも効果的に働くのですが、主成分として使用されているわけではないので、あまり高い期待は持たない方が良いでしょう。一般的な頭痛薬として使用することはできますが、偏頭痛については治まればラッキーと思う程度で使用するのが良いようです。比較的に副作用は少ない方で、嘔吐や吐き気、食欲不振といった胃腸障害を中心に、発疹や皮膚のかゆみ、めまいなどの症状が低確率で報告されています。重篤なものにアナフィラキシーショック、肝機能障害、喘息、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症などがあり、薬剤性のアレルギーを持つ人は使用する前に医師に相談する必要があります。とはいえ、基本的には安全性は確立していて、重篤な症状を持たない人であれば問題無く使用できます。