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ナロンエースの特徴と副作用

ナロンエースは第二類医薬品に分類される頭痛薬のひとつで、即効性のある鎮痛剤といった使い方をされています。主成分にイブプロフェン、その他にエテンザミド、ブロムワレリル尿素、無水カフェインが含まれています。イブプロフェンの鎮静効果はそれほど強くありませんが、他の市販されている頭痛薬の中では強めなので大抵の頭痛を鎮めることができます。また、頭痛以外の鎮静作用として期待できる症状には、月経痛、歯痛、腰痛、肩こり、筋肉痛、関節痛、外傷痛、神経痛などその他にも非常に様々な症状が含まれます。幅広い症状に対応できるというのがナロンエースの特徴ですが、逆に広すぎてピンポイントの鎮静作用が落ちているという印象が否めません。解熱鎮痛消炎剤としての性質を持つことから、血管が拡張して神経に刺激を与える偏頭痛には効果がなく、慢性的な頭痛を鎮めるための医薬品となります。成分のエテンザミドはアスピリンほどではありませんが、胃に負担をかけやすいため、空腹時に使用すると胃痛を感じる、胃が荒れやすいといった問題があります。また、ブロムワレリル尿素は依存性があり、長期間で服用しているとやめられなくなるという問題もあるようです。副作用は主に吐き気、嘔吐、食欲不振といった消化器系の問題が多く、その他にめまいや動悸、息切れなどが起こります。目のかすみやむくみ、倦怠感といった軽度の症状も起こりますが、重度なものとして肝機能障害、腎障害、ぜんそく、再生不良性貧血といった副作用が起こることもあるようです。ブロムワレリル尿素と無水カフェインには覚醒作用があるので、睡眠障害が起こりやすく不眠のために頭痛がひどくなるといったことも起こる可能性があります。ブロムワレリル尿素には頭痛が起こる副作用が知られていて、頭痛を治すために飲んだ薬が頭痛を引き起こすといった悪循環に陥ることもあります。第二類医薬品として販売されるナロンエースは、市販薬としては副作用やリスクが高くとても使い勝手の良いものとは言い切れないところがあります。